組織

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【アーカイブ】日経キャリアアップ面連動企画「組織文化とリーダーシップ」

 2013年の8月から9月にかけて、日本経済新聞本紙で連載されている「経営書を読む」で、タワーズワトソンの永田稔氏による『組織文化とリーダーシップ』の解題が4回に渡り連載され、改めて注目を浴びました。
 日経Bizアカデミーに、新聞に掲載されていたものと同じコンテンツと、さらに、各回の解題に則したケーススタディーが掲載されていますので、ご紹介します。

【シャイン:研究の軌跡】組織心理学のパイオニアとして

 ある組織では当たり前すぎて誰も疑問を持たないような思考や行動の様式が、他の組織では非常に違和感があり、受け入れられないものとして扱われる。シャインはそんな組織ごとに異なる文化の存在に着目して研究を進め、組織文化の創出と維持、そして必要ならば変えていくという新しいリーダーシップ像を提示した。

シャインさん、著書を語る

著名人が語る魅力

「キャリア・アンカー」活用法 ――「企業文化」と合わせてマッチングに活かせ 海老原嗣生氏インタビュー

「キャリア・アンカー」をうまく活用するコツは、やはりシャインの研究成果である「企業文化」との相性を見ることだ、と「人事のカリスマ」が欧米の人事労務慣行と比較しながら語ります。働くということはどういうことなのか、も考えさせられました。

エドガー・シャインポータルサイト開設に寄せて 金井壽宏 神戸大学大学院経営学研究科教授

 シャイン博士の日本の一番弟子であり、『キャリア・アンカー』などの翻訳も手がけられた金井壽宏 神戸大学大学院経営学研究科教授から、ポータルサイト開設に寄せてメッセージを頂戴しました!

ビジネススクール教授が語るエドガー・シャイン 三谷宏治さんインタビュー

シャインの業績は現実のビジネスの世界にどのような影響を与えたのだろうか。ボストン コンサルティング グループを経てアクセンチュア戦略グループの統括を務めた後、現在は教育分野を中心に活動し、『経営戦略全史』『ビジネスモデル全史』の著者としても知られるK.I.T.虎ノ門大学の三谷宏治教授に経営コンサルタントの視点から見たシャインについて語っていただいた。

著作と関連書籍

企業文化こそが企業経営の基礎─科学技術ジャーナリストによる『企業文化』書評

宇宙技術に関する著作を多く執筆・出版されている科学技術ジャーナリストの松浦晋也氏に『企業文化』の書評をいただきました。この書評をお願いしようと思ったきっかけは、松浦氏が執筆されたX線天文衛星「ひとみ」の事故報告書のレビューでした。宇宙科学研究所における組織文化の問題に注目しています。
この書評では、それに加え、1980年代に一世を風靡しながら業績悪化で他社に買収されたコンピュータメーカー、DECにおける企業文化と盛衰の問題に注目されています。

繁体字版『組織文化とリーダーシップ』出版社に聞く、台湾と日本の組織文化をめぐる状況

 台湾は人口が日本のおよそ五分の一なのにもかかわらず、台湾で発行された『組織文化とリーダーシップ』は累計部数がおよそ3倍を記録しているとのことです。
台湾出版社のご担当者に、台湾における組織文化の重要性や日本との違いをおうかがいしてきました!

【著作】企業文化 改訂版

E.H. シャイン 著
尾川 丈一 監訳
松本 美央 訳
白桃書房

名著として名高い『組織文化とリーダーシップ』の、よりビジネス実務に近く活用できる本ととして高く評価されてきた『企業文化』の改訂版。

こんにち企業文化に関連する、より具体的な課題も掘り下げて論じ、図版も充実。
エドガー・ヘンリー・シャインの組織文化論の入門に最適!

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