【著作】キャリア・ダイナミクス─キャリアとは、生涯を通しての人間の生き方・表現である。

キャリア・個人, 著作と関連書籍

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個人の意識の変化とともに仕事の概念も変わってきている今,組織はいかなる対応を求められているか。ライフサイクル,キャリア,人間資源の開発等の追究から,仕事を通して自己を表現しようとする個人と組織の新しい関係を実証的に描き出し,キャリア研究の古典的名著と言える一冊。

目次

第1章 キャリア開発の視点
キャリア開発の視点の構成要素
なぜキャリア開発の視点をとるのか
本書はどのように構成されているか

第1部 個人とライフサイクル

第2章 個人の成長
序  論
里程標,選択点,目標,および終点
人生の課題と対処の概念

第3章 生物社会的ライフサイクルの段階と課題
第4章 キャリア・サイクルの段階と課題
キャリア・サイクルの諸次元
第5章 家族の状態,段階,および課題
伝統的家族の状態,段階,および課題
仕事・家庭・自己間の相互作用
応化 ― 協調 ― とデュアル・キャリア家族

第6章 建設的対処
― 人生の課題について個人ができること
問題を診断する
自分自身を診断する
対応策を選択する
自分の対応策の効果を診断する

第2部 キャリア・ダイナミクス―個人の組織の相互作用―

第7章 組織キャリアへのエントリー
エントリー段階の諸課題
否定的な諸結果とその回避法

第8章 社会化および仕事の習得
社会化段階の諸課題
社会化段階における諸問題
否定的な結果およびそれに対する処置

第9章 相互受容― 心理的契約を明らかにする
組織の受容を象徴する出来事
従業員は組織をどのように受け入れるか
心理的契約

第10章 キャリア・アンカーの開発― 技術的アンカーと管理的アンカー
序論および定義
この概念の起源
キャリア・アンカーの種類

第11章 キャリア・アンカーとしての
保障,自律,および創造性
キャリア・アンカーとしての保障と安定
キャリア・アンカーとしての創造性
キャリア・アンカーとしての自律と独立

第12章 キャリア・アンカーの総合的検討― いくつかの関連研究
キャリア・アンカーはキャリア後期の段階に適用できるか
キャリア・アンカーの概念は他の職業に適用できるか
キャリア・アンカーは他の態度変化と相互に関連するか
五つのキャリア・アンカーはキャリアのすべてのタイプを含むか

第13章 キャリア中期― うまくいく,伸び悩む,あるいは最初から出直す
キャリア中期/中年期の問題は何か
中年期の心理
第3部 人間資源の計画と開発の管理

第14章 人間資源の計画と開発― 全体的なシステム
HRPDシステムの構成要素

第15章 人間資源の計画とキャリアの諸段階
配員の計画
成長と開発の計画
伸び悩みと離脱に対する計画
入れ替えの計画

第16章 職務/役割計画
ステップ1 ― 将来を予測する
ステップ2 ― 基本的な職務諸次元を明らかにする
ステップ3 ― 変化に敏感な諸次元を明らかにする
ステップ4 ― 関連のある動機,価値,
および技術を明らかにする
ステップ5 ― 現在の候補者の評価
ステップ6 ― 選抜,開発,あるいは,募集の計画の遂行

第17章 人間資源の計画と開発の
統合的な見方に向かって
基本的な結論
人間資源の計画と開発のシステムはどう改善されうるか

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